単眼鏡のこと
山を歩くときに、樹木や遠くの目標物を見るのに小さな単眼鏡をザックに入れている。
これまではVixenの単眼鏡を使っていたのだけども、紛失してしまってどうしようかと考えていた。大概、相手に貸したりして、返してもらうの忘れたりそんな感じでなくなる。
最近野鳥に興味があるので大型のものも興味があったのだけど、軽くてもかさばると結局は持ち出さないなと思って、コンパクトな単眼鏡にしようと考えていた。
ちょっと前にPentaxが双眼鏡と単眼鏡のクラウドファンディングをやっていたのを思い出し、サイトを覗くと正式に販売になっていた。
だいたい貸したとき無くすので、相手と分けっこできる双眼鏡の方に興味があった。
Vシリーズ / 双眼鏡・望遠鏡 / 製品 | RICOH IMAGING
人に貸せるし、縦につないで高倍率の単眼鏡でも使える3Wayというのも魅力的だった。
でも、二つに分割できるために、左右両方でそれぞれピントを合わせる必用があった。
どうもこれが面倒くさそう。
そこで、最初はあまり興味の無かった単眼鏡VM 6x21 WPの方に興味が移った。
単眼鏡だけであればVixenで良かったのだけども、コンプリートキットに付属しているマクロススタンドを使うと顕微鏡的に使える。スマホアダプターを付けると撮影もできるというのも魅力的だった。
リコーというか、Pentaxブランド応援のためというか、今回は単眼鏡の方を入手してみた。
良かった点は、ピント合わせのレバーが上部にあるので、片手で操作できるのは意外に便利だった。地図とか野帳とか持ってることも多いから。反面、ちょっとしたことで動いてしまうのは不便。マクロスタンドはLEDが付いているので、明るく見えるのは実用的だった。でもきっと、使いたいときに電池切れってことはあるかもしれない。
悪い点としては、付属のケースを装着すると操作性が悪くてしょうが無い。もっとどうにかできなかったのか?それとスマホアダプターも装着して調整に時間がかかってしょうがない。調整ってのは、光軸を合わせる調整ね。おまけにかさばるし。
結局、本体だけ持ち歩くのだけど、これなら普通の単眼鏡の方がコンパクトでよかなって思う。画像は、さすがにPentaxの方がシャープな感じがするんだけどね。
ちなみに、使っていたVixenはこれ。
美術鑑賞や講演会の必携アイテム、小型で軽量の単眼鏡 | ビクセン Vixen
ちっちゃくてかさばらなくて便利。でも、小さすぎてなくしちゃう。