fx-CG50でMicroPython
前回CASIOのグラフ電卓fx-CG50のアップデートを行い、MicroPythonをインストールした。
気持ちが冷めないうちに、昼休みを使ってちょっとお勉強。
どうも、使えるのはmathとrandamのモジュールだけみたい。これは数学の勉強にはこれで十分とかいうことなのだろう。まずは、説明書17−2にある「正八面体の表面積と体積」のプログラムを見ながら入力。それにしても、ファイル名をつける辺りから、入力が面倒くさい。一文字ずつ、[Alph]キーを叩いて、英数字を入力する。大文字を入力する場合は、[F5]キーも押さないといけない。ファイル名「OCTA」と入力するためには、[Alph][F5][9],[Alph][F5][ln],[Alph][F5][÷],[Alph][F5][X,θ,T]と12回もキーを叩く。アルファベットとかキーを探すから、先々思いやられるな。なんて、思いながら説明書通り入力。
面倒くささはあるのですが、基本的な関数はカタログ[shift][4]から呼び出せるし、覚えれば意外にすんなり打ち込めました。
Shellがあるので、ちょっとした計算もMicroPythonで計算できます。しかーも、作成したプログラムを呼び出して使うことができるので、ちょっと便利かもしれない。や、当たり前っちゃ、当たり前なんだけど、関数電卓でできてるのが嬉しいって感じです。
慣れてきたので、ちょっとヘロンの公式とか書いてみました。
公式さえ覚えていれば、考えることもなく打ち込める感じです。コピペで入力できるので、案外、早く入力できます。
使えるモジュールはmathとrandamのモジュール2つなので、条件分岐やループが使えても、何に使おうかちょっと悩むな。でも、数学の公式やらちょっと面倒ないつも使う計算なんかは、簡単に書けるなとわかりました。実務がメインの人間としては、この辺りが重要です。CASIO BASICはすぐ忘れるし。
ま、土木系が実務の人なら、CASIO fx-FD10 Proなんか購入すれば、土木関係の公式は入力済みだったりします。別に、今回みたいに手入力する必要も無いしね。fx-CG50は防水もないしな。
あ、条件分岐やループが使えれば、子供に百マス計算プログラムぐらい書いてあげれるかもしれないな。
っていうか、CASIOがゲームプログラムのサンプルとか出したらもっと売れるんじゃないかしら。
最近のfx-CG50は買ったときからMicroPythonが使えるので、子供のプログラミング学習にもいいんじゃないのかなとか思いました。もうちょと、使える関数のモジュール増やしてほしいなあ。
並行輸入品だとAmazonで11000円と国内品に比べるとかなりお求めやすい。国内品買ったところで、基本的にメニューは英語だし。マニュアルはCASIOのHPにあるから並行輸入品を購入するのがお薦めです。え?並行輸入ならTIにするって?そこは、CASIOでお願いします。
CASIO fx-CG50アップデート
2019年9月にCASIOの関数電卓fx-CG50のアップデータ(Ver.3.30)が発表されました。
アップデートしなくても困ることはないのですが、なんとPythonが実装されました。
正確には、その前のバージョンからなので2018年かららしいです。
正確にはMicro Pythonという言語になります。便利プログラムを書く際は、これまでCasio Basicを使ってましたが、滅多に使わないので思い出すのが一苦労。
Micro Pythonであれば、普段Python使ってれば簡単に開発できるのでは?と、甘い考えの下、インストールしてみました。
アップデータは、Windows版、Mac版とCasioのサイトに用意されています。
ソフトウェアダウンロード | 電卓・関数電卓 | お客様サポート | CASIO
Mac版が用意されているのは、Macユーザーにはありがたいです。
しかし、64bitに完全移行したmacOS Catalina 10.15では、起動しませんでした。
気を取り直して、Windowsでインストールにトライ。
ダウンロードした圧縮ファイルを解凍すると、fx-CG50 Series OS Ver.3.30 Update.exeが現れるので、ダブルクリック。
指示に従って、PCとfx-CG50をUSBケーブルで接続します。
かつては、SB-88という特殊なケーブルで接続する必要があったようです(もってないからよく知らない)。
今は、普通のmini USB Mini-Bで接続します。これも、あんまり使わなくなったな。
接続して、リンクモードになると勝手にインストール。数分かからず終わります。
ただ、アップデートする前には、電卓の電池は新しくしておいた方が良いでしょう。
無事にアップデートが完了しました。
ダウンロードサイトにあったアドインソフトもまとめてインストールされてました。
メニュー画面には、Pythonのアイコンが!
これで、便利プログラムを組むかどうかもわかりませんけど、とりあえず満足です。
それにしても、この電卓キーと画面でプログラムを打つのも面倒ですねぇ。
fx-CG50はSDカードスロットがないので、PCで書いたプログラムは有線で接続してインストールする必要があります。
ね、きっとコレがバリアになってぜったいプログラムかかないから。
DJI Osmo Mobile3レビュー
実は2019年の年末にOsmo Mobile3を購入した。
購入理由はやはり手ぶれの少ない動画を撮影したかったから。
動画撮影は主に子供の撮影が目的。子供の誕生とあわせてSONYのハンディカムを購入した。
ハンディカムは良い製品だけど、常に手元にあるかというとそうはいかない。おまけに、充電の忘れも結構ある。そのため、撮りたいときに撮るという感じではなかった。近頃は動画はもっぱらiPhoneでの撮影になった。こういう理由の人って多いんじゃないかなって思う。
2019年の正月にiPhone6から8に乗り換えた時に、下取りしてもらえなかったiPhone6を動画専用にできないかなと思ったのがOsmo Mobileを購入したきっかけ。このiPhone6はバッテリー交換してもらったので、なんかもったいなかったんだよね。
実はOsmoの前に中華スタビライザーhohemを買ったんだけど、iPhone6とはアプリが接続できず返品。よらば大樹(になりそうな)の陰ってことで、サポートも良さそうなDJI製品にしたってワケ。
DJI Osmo pocketって選択肢もあったんだけど、Osmo Mobileなら「画質=スマフォのカメラ」なので、陳腐化しずらいかなーと思ってこっちにした。
GoProやOsmo Actionでも良かったんだけど、デジタル補正よりは物理的なスタビライザーの方が良いかなーって考えもあってやっぱりこっち。
続いて使用感のレビュー。
良いところ:
動画はさすがに手ぶれがなくて、ヌルヌルっと動く映像は満足。
これならスポーツしている我が子を、後ろから追いかけて撮影しても普通に鑑賞に堪えられる。
専用のアプリを使わなくても普通のスタビライザーとして使えるけど、専用ソフトDJI Mimoをスマフォにインストールすると、Osmo mobileの操作が手元でできるようになる。これを使うと被写体の追従とかストーリーというおしゃれ動画が撮影できる。
ハードウエアは、構えるとそれなりに大きいが、コンパクトにしまえるのは便利。とはいっても、GoProなどのアクションカムやOsmo Poketよりはもちろん大きい。ただ、大きいだけ合ってOsmo mobileのバッテリーの持ちは十分。一日使ってもバッテリーの減りは気にならない。
良くないところ:
一番の問題は、iPhoneのバッテリーの減りが早い。iPhone6はバッテリー交換したばかりだったので、Osmo Mobileとリンクすると、15−30分しかもたない感じ。iPhone8で撮影しても、同じ程度のバッテリーの持ち。この辺りはアプリのバッテリー制御なんだろうなあ。
専用DJI Mimoが結構、落ちる。長目に録画していると結構落ちる。長目のタイムラプス撮影中に落ちるのは本当にショック。あとは、ストーリーモードで撮影し、保存しようとすると落ちたりする。未保存の画像は残骸ものこってないので、せっかくの映像が残ってなくってがっかりする。あと、ストーリーモードで撮影はなぜか音楽も再生され、これが恥ずかしい。また、中には変な中国語が最初からはいってたりで、使いづらいものもある。専用ソフトは改善が必要。ハードは良くできているので、ソフト次第といったところか。あとは、アプリのボタン類が小さくて押しずらかったりと、アプリの改善は今後に期待。ホントに期待。ハードのできが良いだけに残念だなあ。
その他、純正品のオプションがいまいちなのに値段が高いのが良くない。
特に純正のケースは、高いのに純正三脚が収納できないってレビューが多かったので、他のケースにした。ちなみに購入したのはコレ。2199円だったけど、200円のクーポンがついてたので、1999円。三脚に予備の充電池やケーブル、iPhone本体も収納できる。見た目もわりによい。
ちなみに正規品はこちら。
3518円もするのに、純正三脚が入らないって、本当にいけてない。
純正の三脚は2162円。ハンドグリップにもなるけど、なんというかこれで2000円かって感じ。
自分はマンフロットのミニ3脚を持っているのだけど、2000円で純正を買うなら実売3500円ぐらいで帰るこっちをすすめるよ。 ただ、黒や白などだと色味の一体感がないかな。自分は赤なので、グレーの部分は本体と同じ色なので一体感がある。
でも、マンフロットのミニ3脚は他でも結構使うのと、Osmo Mobileと一緒に持ち歩くと、片手じゃ結構重かったりする。子供を追いかけて撮影するので、Osmo Mobile用に三脚を買っちゃった。お値段1300円で、色味もちょうど良い。なにしろ、小さいから机の上の設置スペースが小さい。
まとめると:
Osmo Mobileは、動画撮影はスマフォを活用してすたびライザーなど安く揃えたい人にはお勧め。安いのはいろいろあるけど、やっぱりこのOsmo mobileがよくできてる感じ。
もし、3−5万円を使っても良いならOsmo PocketやGoProなどの購入をすすめるかな。こちらの方がコンパクトだし、撮影中に落ちるってことはないと思うので。Osmo Mobile買っても、GoPro取り付けプレートなんてのも売ってるので、スタビライザーを体験したいという人が買っても良いかもしれない。
良くないところが目立ったレビューになってしまったけど、ハードは良い製品で、セフトはアップデートが期待できるところ。
DJI Osmo mobile3は本体のみなら12800円ぐらいと、値段も比較的手の出しやすい製品なので、出費の多い子育て世代には良い選択肢になると思う。
DM42という関数電卓買いました。
関数電卓買をかった。
Swissmicroという海外の会社のDM42という製品。
日本のamazonでも販売されているけど、直接購入した方が安いので、ホームページから購入した。この時代、なんで今更、関数電卓?と言われそうだけど。
この電卓は逆ポーランド記法という入力方式です。RPNと言われてます。だいぶ昔にヒューレットパッカードのHP200LXという手の平サイズのコンピュータを使っていて、ここでRPNを覚えて以来、じょじょにRPNの深みにはまっていった。HP15cを無くしたこともあって、iPhoneにHP15cのアプリを入れて使っていた。Free42というアプリもあって、こっちも使っている。このDM42はHP42のクローンなんだけど、中身はFree42なんだそうだ。ただ、多少改良されていて液晶が大きくなっている。RPNならではの、スタックが確認できるので便利かと思い、DM15ではなくDM42を購入した。使ってみた感想は、とっても良い。なんといっても、キータッチが非常に心地よい。そして、液晶が大きくなったおかげで、スタックが確認できる。最近は年のせいで物忘れが激しいので、スタックが確認できるのがとても良い。RPNの関数電卓を愛用している人にはぜひオススメしたい一品。ぜひぜひ。